みなさん大好きハーゲンダッツ。1961年にニューヨークで誕生し、日本では1984年に販売がスタートしました。
身近な場所で買えるものの、少し高級で自分へのご褒美や特別なとき、リッチな気分に浸りたいときに食べるという感覚がありますよね。
それでもいいんですが、「多くのアイスに添加物や着色料が当たり前に入っている中、ハーゲンダッツは天然素材100%。素材もミルク・砂糖・卵白から全て厳選されているので、アイスを食べるときは毎回選ぶことをオススメしますよー」というお話。
栄養成分・原材料
1箱あたり | バニラ | チョコレート |
カロリー | 244kcal | 291kcal |
タンパク質 | 4.6g | 4.0g |
脂質 | 16.3g | 20.6g |
炭水化物 | 19.9g | 22.6g |
塩分相当量 | 0.1g | 0.1g |
バニラ | クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む) |
チョコ レート | クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、ミルクチョコレート、チョコレートチップ(準チョコレート)、卵黄、ココアパウダー/バニラ香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・大豆を含む) |
安心・安全すぎる原材料
ハーゲンダッツの最大の特徴は、この添加物の少なさ。アイスによく使われる植物油脂・安定剤・着色料の使用は一切ありません。
アイスの商品は乳原料の割合によって、下の4つの種類に分かれます。下にいくほど添加物や植物油脂が多く使われがち。
アイスクリーム
乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上
ハーゲンダッツ・パルム・ピノ・MOW(バニラ)
アイスミルク
乳固形分10.0%以上、うち乳脂肪分3.0%以上
チョコモナカジャンボ・雪見だいふく・ジャイアントスコーン・MOW(バニラ以外)
ラクトアイス
乳固形分3.0%以上
明治エッセルスーパーカップ・爽(そう)・モナ王・クーリッシュ・パピコ
氷菓(ひょうか)
乳固形分3.0%未満
ガリガリ君・井村屋あずきバー・アイスの実・アイスボックス
ハーゲンダッツは当然一番ランクの高い「アイスクリーム」に該当。アイスミルクや氷菓はほとんど植物油と添加物のかたまりなので、できれば避けましょう。
こう見ると「パルム・ピノ・MOW(バニラ)もハーゲンダッツ並みにいいんじゃないの?」と思われるかもですが、同じ種類でもハーゲンダッツは完全に別格。
パルム・ピノ・MOW(バニラ)には安定剤・乳化剤・香料が入っていますが、ハーゲンダッツでは全フレーバーで唯一使われているのが「バニラ香料」という危険性が全くない添加物のみだからです。
バニラ香料 = 安全な天然の香料
バニラ香料は添加物の欄に書かれてはいますが、れっきとした天然成分の香料。「香料」と原材料に書かれていることが多い合成香料とは違い、危険性は全くありません。
ハーゲンダッツでは、バニラビーンズの収穫から加工作業までを職人の手作業で行い、低温でじっくりとエキスを抽出することで、より複雑で深い香りを出すバニラ香料を作り上げています。
香料という、原材料の細部までも手間と労力が惜しまず注ぎ込まれている。これが、ハーゲンダッツが他のアイスクリームと比べても完全に別格である所以です。
美味しさの秘密
科学的に完璧に管理されたミルク作り
ハーゲンダッツの美味しさの特徴は、何と言ってもこのミルクのコクのある甘さ。北海道釧路地区にある浜中町という、気温が25℃を超える日がほとんどなく、「酪農王国」とも言われる地域で育った牛の牛乳のみを使っています。
浜中町の牧草は無農薬。牧草が育つ土壌のphバランスも定期的に管理、改良しています。また、牛の一頭一頭を徹底的にデータ管理し、体調に合わせた飼料の調整までも。
このきめ細やかな管理が、あのコク深く美味しいアイスクリームを作り出しているというわけです。
チョコレートはベルギー産100%
チョコレートはベルギー産100%使用。
ビターなベルギーチョコレートに、ミルクのコクのある甘みが合わさることで、なんとも濃厚で大人な味わいを堪能できます。
というわけで、ハーゲンダッツの美味しさの裏には、きめ細やかな素材に対するメーカーの取り組みがありましたよということでした。
アイスの商品は、低温の中で味や風味を落とさないために複数の添加物が使われがちなのですが、ハーゲンダッツだけは完全に安心して食べれます。
値段は確かに高めですが、健康への投資が一番大切ということでいかがでしょうか。